今回の記事は、海外留学先の選び方から留学後の転職に対するお悩みについて、
非正規社員→海外留学→正規社員になれた筆者の成功体験を基にまとめました。
学習言語の多様化
本日時点でワーホリ制度は現在30か国にも広がっており、
学習できる言語も英語だけでなくスペイン語、チェコ語、リストニア語など多岐に及びます。
渡航先の選択肢が増えることでどの国にしたらよいのか悩むかたもいると思います。
そんな方は帰国後の転職に活用できるか考えてみてください。
世界で主流な言語について調べたデータがあります。

出典:https://www.interbooks.co.jp/news-room/latest-world-language-data-in-2023/
以外と思われる方もいるかもしれませんが、
第一言語として世界で最も使われているのは中国語、次いでスペイン語です。
2011年 当時筆者が中国語を勉強しようと思い立った理由の一つが、
まさに世界で最も主流であるという点です。
もう1つおさえておきたいのが求人数です。
こちらは転職サイトで調べてみました。
職業:海外営業
キーワード:英語 or 中国語 or スペイン語 or ヒンドゥー語

参考:転職・求人情報- doda
各言語の件数を足すと求人総数より多い理由は
求人によっては複数言語が併記されているからと推測します。
海外留学を経てどんな自分になりたいか
2010年の時に筆者も漠然と海外にあこがれを持つようになり、
海外に行けば自分の人生が大きく変わると大きな期待を持っていました。
現実はそんな甘くありません。
そこで大切なことは留学を経てどんな姿になりたいか明確にすることです。
5W1Hを用いて筆者のあるべき姿を書き出してみました。

When:いつかではなく具体的な日付を書いてください。
Where:海外ではなくもっと地域、国を指定ください。
例えば筆者は中国で働くために中国で使われる中国語を勉強しました。
What:ご自身の経験や能力を基に具体的な職種を書き出してください。
Why:この中で一番重要なのがこのWhy(あるべき姿になりたい動機)です。
ご自身で納得した動機付けをすることで、モチベーションを保つことができます。
詳細を知りたい方は神田昌典先生の本を読んでみてください。
How:ワーホリ行っただけでは学歴/職歴に該当しません。
具体的に履歴書のエビデンスとなりえるものを書き出してください。
あるべき姿になるにはいつまでに何をするのか
ご自身のなりたいあるべき姿を明確にしたら、
次に何をするのか書き出してください。
2011年当時 筆者のあるべき姿と何をするのか書き出したものです。

あるべき姿は中国関連で働くため中国語の習得です。
ワーホリ制度を利用できる中国語圏は台湾or香港です。
筆者はこのようにして台湾で中国語の習得を決断しました。
あるべき姿の実現
2011年筆者が掲げたあるべき姿への達成状況です。
2012年 いよいよ台湾で0から中国語の習得スタート
2014年 HSKと呼ばれる中国政府公認試験 5級合格
2016年 31歳で中国向け海外営業
あるべき姿の30歳から1年遅れはしましたが、
留学を経て正社員の職に就くことができました。
まとめ
筆者は合計3年間(NZ1年,台湾2年)の海外留学を経て
安定した正社員に就くことができました。
帰国後の転職を心配していると方は
まず1-2年後のあるべき姿を書き出してください。
そうすれば誰でもご自身のあるべき姿になれるのです!
コメント